RECRUIT

「大学からメンズファッション誌編集者を志していて、ようやく夢が叶いました」

――現在の仕事内容を教えてください。

『2nd』『Lightning』の雑誌編集業務をメインに、それらの媒体とファッションブランドとのコラボアイテムを訴求するための写真や動画の撮影。また、『2nd』が主体となって運営している「断然革靴派」というYouTubeチャンネルの企画やディレクションを担当しています。ほか、年に1回のペースで、某人気ファッションブランドさんのカタログ制作を請け負っており、自分がディレクションしています。

――入社を決意したきっかけを教えてください。

もともと『2nd』を含むメンズファッション誌が好きで、「いつかファッション誌を作りたい！」という思いを胸に、まずは経験としてスポーツ誌の記者になりました。なかなかにタフな労働環境のなか1年半は続けましたが、プロ野球チームのキャンプでただひたすらホームラン計測をやらされるという仕事があって、ふと「自分なにやってるんだろう」ってなって（笑）。すぐに抜け出したかったので、一旦淡路島でサッカーチームのスタッフとして働くことにしましたが、同時に雑誌の採用募集をずっと探していましたね。そんななか見つけたのが『2nd』の募集ページでした。

「本づくりに関わるいろんな場面において、やりがいを感じています」

――仕事のどんな瞬間にやりがいや楽しさを感じますか？

僕はいろんな場面でやりがいや楽しさを感じます。取材しているとき、誌面のレイアウトをどうするか考えているとき、文章を書いているとき、誌面のできあがりを見たとき。読者の方々からいい反応をもらえるように頑張っているときは、どのフェイズでも楽しいです。

――入社する前と入った後で、感じたギャップはありますか？

僕が入社したときは『2nd』は月刊誌だったのですが（現在は年6回刊行）、もっと前もって作っていると思っていました。スポーツ誌にいたときは週刊だったので、スピード感には慣れていましたがそれでも予想以上の早さでしたね。あと、予想していたよりも社内に同世代が少ないですね。今年27歳ですが、それでも一番若い部類に入ってます。

「憧れの人に直接会って取材できるというのは、自分にとってすごく幸せなことです」

――印象に残っている仕事のエピソードはありますか？

ずっと憧れていたビームスの中村達也さんという方に、ついにインタビューできたこと。中村さんに限らず、昔ファッションの勉強のために見ていた動画や雑誌に登場していた大先輩たちに直接取材できたことは強く印象に残っています。インタビュー、原稿の構成を練る時間、日本語表現など、取材・執筆に関するおおよそのことが好きなので、会いたい人に会って話を聞き、それをもとに文章が書けたという機会はすごく貴重でした。いつか、ユナイテッドアローズの栗野宏文さんや、あわよくばラルフ・ローレン氏にインタビューしてみたいです。

――最後に、入社希望の人に伝えたいことはありますか？

編集者に限った話ではありますが、なかなか経験できる仕事ではないと思います。僕は運が良くて、思ったより早く念願の編集者になれましたが、同世代のプロサッカー選手より同世代のファッション誌編集者のほうが圧倒的に少ない。そんな体験をさせてもらえるというのは幸せなことだと思っています。社内でも取材先でもいろんな人に会えて、それが人生の肥やしになるというのもいいところ。「人と違う人生を歩みたい！」という人は、その気持ちを満たせると思いますよ。